R-plus+ #3.5 石井良 育休取得後インタビュー

Rist staff interview #3.5 石井良 〜育児休業取得後の想いを語る特別編 〜

前回のスタッフインタビュー#04で紹介しました営業 兼 技術営業の石井さんが育休から復帰されましたので、育休中についてのお話をお伺いしました!

前回記事はこちら

育休はどれくらいの期間取得されましたか?

石井:子供が生後2ヶ月のときに、2020/12/1-12/31の1ヶ月間で取得しました。

育休中はどのような時間の使い方をされていましたか?

石井:妻と私で交代で子供のお世話をしていました。第2子がものすごく手のかからない子供でしたので、1日のうちにぼーっとしたり自分のことに集中したりする時間を、お互いが確保することができました。奇跡です。神の子です。。。

1日のタイムスケジュール

子育てと仕事の両立の秘訣は?

石井:秘訣を語れるほど両立できていない(道半ば)ですが、妻は里帰り出産だったので、産前から産後までの4ヶ月間を上の子(2歳児)と二人暮らしで過ごしました。なので、言えることとしては強制的に両立せざるをえない状況に自らを追い込んで、その中で模索するのがよいのではないかと思いました。
自分の思うところとしては、こんな感じです。
・仕事をする時間、家庭のことをする時間のメリハリをつける。
・テクノロジーに頼る。人間がやらなくていいことは積極的に家電に投資。
・家庭の中での役割をどんどん担っていく。「立場が人を育てる」です。
・普段から、パートナーと家庭や仕事のことについて話す。価値観や思いを都度共有する。

ついでに、おすすめ家電教えてください!

石井:
・乾燥機付きドラム洗濯機 →今の季節はMUST
・ヘルシオ ホットクック →材料入れるだけで料理ができる!
・掃除機ロボット →安いやつでもそれなりにキレイになる
・床拭きロボット →フローリングがキレイになる
・カメラ性能のよいスマホ →子供の写真、プライスレス
・スマートウォッチ →目覚ましを鳴らすと子供が起きちゃうので
・食洗機 →だいぶ前に買ったけど、これ無しでは生活できない

育休中の育児を通して、気づいたこと、大変だと感じたことは?

石井:2回目の育児、2回目の育休ということで、第1子のときより気持ちにゆとりがありました。授乳以外は全部できるので、特別に大変だと感じたことはなかったです。もちろん、夜中のおむつ交換、ミルク対応などは体力的にしんどいですが、新生児のお世話ってそんなもんだよね、という感覚でした。第1子のときはそうは思えなかったですが。

育休中の嬉しかったエピソードを教えてください。

石井:図らずも、上の子と過ごす時間が増えて仲良くなれたことです。普段はなかなか一緒に過ごす時間を確保できていなかったのですが、育休のおかげで平日であっても子供と遊ぶ時間を作ることができました。

石井:また、上の子がお世話好きで、妹のお世話を積極的にしようとしてくれました。何も教えていないのですが、お兄ちゃんの役割をしようとしていて、知らなかった一面を知ることができました。

育休取得をしてよかったと思うことはなんでしょうか?

石井:出産を代わることはできませんが、育児は担えるので、家庭への責任を自分なりに果たせているかなと思います。また、育休をとることで、夫婦間でこの時期のお世話で大変だったこと、成長を感じられたことをシェアできるのは、自分の今後の人生に置いても重要な時期だと思いました。

復帰に対して心配や不安などありませんでしたか?

石井:浦島太郎にならないように、社用携帯でslackを定期的に確認するようにしていましたので、特に心配はなかったです。一方であまり見すぎると仕事をしてしまいたくなってしまうので、後半はDM以外は見ないことにしました。
日々の隙間時間で、仕事に関する書籍やニュース記事を能動的に見るようにしていました。AI関連のビジネスニュースを特にチェックしていました。

育休取得経験者として育休を取りたいと考えてる男性に対してアドバイスなどお願いします。

石井:個々のご家庭の事情がありますので、取らなければならない、とは思いません。ただ、男性にはあまり認知されていないことですが、個人差はあると思いますが産後の女性は身体が事故にあったレベルで大ダメージを受けています。回復には数ヶ月必要で、その間はできるだけ安静に過ごす必要があります。そういったわけで、新生児のお世話は母親以外がメインで担うほうがよく、その役割は父親である自分と考えて育休を取得しました。取得に迷っているのであれば是非育休を取ってください。
また、育休で子供の成長を間近で見ることができました。子供のお世話に集中できる期間はそうないです。子供が赤ちゃんのころの写真に、自分が全然写ってない人生ってどうなんだろうとも思うなら、ぜひ取ってもらいたいですね。
別の視点では、いわゆる働き盛りの男性が長期間にわたって仕事を離れることってほぼない(それはそれで由々しき事態ですが。。)ので、今後の人生や仕事について、振り返ったり考えたりする良い機会にもなると思います。

石井さんありがとうございます!
最後に、今回の石井さんの育休取得を通しての考えなどについて、社長の藤田さんからもコメントをいただきました!

藤田:従業員にとって働きやすい環境を提供するのは会社としての使命だと思いますので、このように育休制度を活用して頂けて大変に嬉しく思います。
私自身3人の娘を持つ親として常々思っていますが、家事や育児は親としての「義務」でもあるかもしれませんが、日々の家事や育児や学校行事等のイベントを通じて子供の成長を実感できる事は、親としての大事な「権利」だと思います。子供の成長は不可逆ですし、特に新生児は成長が早いため、一緒に過ごせる1日1日が非常に貴重だと思います。石井さんには、このように育休制度を有効に活用し、人生の中でも非常で貴重な時間を過ごして頂いたようで大変良かったです。
Ristとしては石井さんが最初の育休取得者ですが、家庭と仕事の両立を支援するような様々な制度がありますので、ぜひそれらを活用して頂きたいと思っています。