Rist所属の高松輝賢が日本デジタルパソロジー・AI研究会の理事に就任いたしました

2023年8月26日に、Rist所属の高松輝賢が日本デジタルパソロジー・AI研究会の理事に就任いたしました。

日本デジタルパソロジー・AI研究会とは
日本デジタルパソロジー・AI研究会は、1999 年より始まった病理医、臨床検査技師、光学機器や通信・情報システムを取り扱うベンダーで構成された研究会です。病理スライド標本を高精細にデジタル化するWSI (Whole Slide Imaging)システムを利用し、AIを用いた病理診断を医学に実装することを目的とした普及活動を行っています。
高松は、2023年8月に行われた会員投票によって理事に選出されました。

■プロフィール
高松 輝賢(たかまつ てるまさ)

2023年4月Rist入社 / FA機器チームマネージャー プリンシパルコンサルタント
これまでの経歴において、顕微鏡画像技術を用いた遠隔病理診断システムを開発し、全国の医療機関に展開。その他、外観検査装置の開発や国際医療画像規格の策定メンバーの実績・経歴を持つ。
Ristでは光学機器のスペシャリストとして、データ収集にまつわる部分から顧客のサポートをすべく活動。照明や撮像に関して社内外でその知見・技術を発揮している。
※FA機器:Factory Automationの略語。工場の生産ラインにおける組み立て・検査・梱包などの工程を自動化するシステムのこと。

高松コメント
日本デジタルパソロジー研究会の協賛企業は、医療関連の機器や検査システムの開発を行う企業様が中心です。
一方で、AI技術の提供を専門とした企業は一つもありません。
医療の検査現場は人の目視作業が多く、AIによる自動化で大幅な効率化につながるケースは非常に多いと考えており、医療に限らずAIの普及が進んでいない業界はたくさんあります。
研究会の理事として医療分野を中心としたAIの普及活動に貢献しながら、それらの活動を通じて、まだRistが参入できていない分野であったり、Ristの高いAI技術力の幅を広げる可能性を見出していきたいです。