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Kaggleコンペティション「RSNA Knee Abnormality Detection」にて、Rist所属のKaggle Grandmaster Chenと劉がチームで優勝、金メダルを獲得

株式会社Rist(本社所在地:京都市下京区 代表取締役社長:長野慶、以下Rist)は、世界最大級のデータ分析プラットフォーム「Kaggle」で開催されたコンペティション「RSNA Knee Abnormality Detection」(以下、本コンペティション)において、Rist Kaggle Teamに所属するKaggle GrandmasterのChen Jian、劉 書志がチームで優勝し、金メダルを獲得したことをお知らせいたします。

コンペについて

本コンペティションは、「Radiological Society of North America(北米放射線学会、RSNA)」の主催で2026年8月6日〜2026年10月23日にかけて開催されました。

膝のMRI画像と、医師が記載した読影レポートをもとに、前十字靭帯(ACL)や内側側副靭帯(MCL)の損傷、半月板の損傷、軟骨の摩耗、骨折など、臨床的に重要な12種類の異常をAIモデルで検出し、その精度を競うというコンテストでした。データには世界16カ国の医療機関から集められた5,000件を超える膝のMRI検査と、12の言語で書かれた読影レポートが含まれており、施設や言語の違いを越えて通用するモデルの構築が求められました。

主催者のRSNAは放射線医学分野で世界最大級の学会であり、医療現場で役立つAIツールの開発を促進し、患者ケアの向上につなげることを目的として本コンペティションを企画しました。膝は体の中で最も損傷しやすく、画像検査が行われることも多い関節ですが、その異常は微細で、読影する医師によって判断が分かれることも少なくありません。AIによる高精度な異常検出が医療現場に実装されれば、放射線科医の診断を支援して見落としや判断のばらつきを減らすことができ、迅速な診断と適切な治療につながります。また、スポーツによるけがや変形性膝関節症に悩む多くの人々にとって、生活の質を向上させることへの貢献も期待されています。

Chenと劉はチームで参加者7,490名・6,299チーム中1位となり、金メダルを獲得いたしました。

本コンペティションの結果はこちらからご覧いただけます。
https://www.kaggle.com/competitions/rsna-knee-abnormality-detection/leaderboard

解法はこちらからご覧いただけます。
https://www.kaggle.com/competitions/rsna-knee-abnormality-detection/writeups/1st-place-solution

Kaggle Grandmaster Chen Jian

Chen Jian コメント

Winning this competition was a special experience for me. It was the first time I submitted a solution whose details I did not fully understand myself: GPT labeled the data, and Claude Opus 5.5 implemented and ran most of the modeling experiments, while my job was mostly deciding what to try and judging the results. Things are moving very fast in the agentic era, and this competition showed me how much of the work can already be handed over to agents. I’m grateful to my teammates, and excited to see how far this way of working can go.

Kaggle Grandmaster 劉 書志

劉 書志 コメント

久々の画像コンペで、AIエージェントの進化を受け、全自動の開発ループを試したく参加しました。しかし完全自動ではスコアが伸びず、人が方向性と具体的な指示を与えるHuman-in-the-loopに切り替えて、ようやく改善が続くようになりました。特に工夫したのは、LLMやVLMを活用して大量の読影レポートと画像から学習ラベルを作成したことで、これが精度向上の大きな転機となりました。チーム戦で、通常部門とEfficiency部門の両方で1位を獲得できたのも大きな喜びです。ここで得たAIとの協働の学びを実務に活かし、より良いソリューション開発とお客様満足度の向上につなげていきます。

Kaggleとは

Kaggleとは、登録者数3,300万人(※1)を超える世界最大級のデータ分析プラットフォームです。企業や団体からコンペティション形式で出題された課題に対し、Kagglerと呼ばれるKaggleに登録するユーザーたちが分析モデルの精度を競います。参加者は成績に応じて、Kaggle Grandmaster、Kaggle Master、Expertの順にランク分けされます。最上位のKaggle Grandmasterは世界でも407人(※2)という狭き門であり、優秀なAIエンジニア・データサイエンティストを表す称号としても知られています。

※1、2 2026年10月時点。

世界最高クラスのAIエンジニア・データサイエンティストが在籍する「Rist Kaggle Team」

Ristは2020年に、優秀な成績を持つKagglerを積極的に採用する「Kaggle枠採用」を開始すると同時に、世界最高クラスのAIエンジニア・データサイエンティストで構成される「Rist Kaggle Team」を創設しました。現在、Rist Kaggle TeamにはKaggle Grandmasterが8名、Kaggle Masterが3名在籍しており、高難度なデータ分析・AI技術を用いたソリューション提供・プロダクト開発などに従事しています。

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