Rist主催 第1回 AI勉強会のご報告

 去る2019年9月6日(金)、京都のAIコミュニティの活性化を目的とし、Rist主催による初の勉強会【KDD2019・CVPR2019 論文発表会】を開催しました。

会場はRistがオフィスを構える京都エクエルヒューマンビル最上階

 初回とあって予想できない部分もありましたが、参加希望者が当初予定していた20名の定員をはるかに超え、最終的に46名の方々が足を運んでくださったのは嬉しい誤算でした。

 まずは京都大学知能情報学専攻 鹿島久嗣(ひさし)先生による発表から。テーマは、現在のAI第3次ブームを支える、最近話題のAIの説明可能性について。ご参加いただいた皆さんが真剣に耳を傾けておられる姿が印象的でした。
 先生のお話を聞いて、例えばAI搭載車による事故や、AIによる医療診断ミスなどが起こってしまった場合など、認識誤りの“なぜ”の説明が必要となるタイミングは、様々なシーンで役立つのではと感じました。

鹿島久嗣(ひさし)先生

 鹿島先生ご登壇の後は、15分の休憩タイム。事前に告知していた通り、会場の後方にドリンクとピザ10枚を用意しました。ピザを片手に自由に過ごしていただく時間です。ピザでお腹を満たしているうちに参加者の皆さんも打ち解け、徐々に笑顔と笑い声も増えていきました。

 後半はRistから二人のインターン生による発表を行いました。インターンと言ってももはや社員並みにRistに籍を置いている同志社大学工学部機械工学系の奥西遊士さんです。

Ristインターンの奥西遊士さん

 終了後はコネクションタイムとなり、参加者の皆さんは名刺交換をされたり、意見交換をされるなど、各々有意義な時間を過ごしておられました。
 Ristが勉強会を開催した目的の一つである、「京都のAI業界のコミュニティを活性化させる」という目標に、一歩近づいたようで嬉しく思います。

次回の勉強会は10月3日(木)19時30分〜を予定しています。

スペシャルゲストは東北大学の岡谷貴之教授。
岡谷教授の著書でJDLAの推薦図書でもある深層学習(機械学習プロフェッショナルシリーズ)を読まれた方も多いのでは?

ピザを片手に歓談していただく交流タイムや
名刺交換タイムは次回も予定しております!

ご興味のある方は奮ってご参加ください。
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