第21回自動認識総合展に出展中です

 2019年9月11日(水)〜13日(金)まで東京ビッグサイトで開催中の「第21回 自動認識総合展」に出展しています。初日だった昨日は、夕方に少し雨が降ったものの一日天気もよく、気持ち良いスタートとなりました。

 今回我々が展示しているのは、Deep Inspectionと呼ばれるRist独自のソリューション。ブースには、デモ機とベルトコンベアーを設置し、製品に見立てたキャンディをベルトコンベアーに流して、現場と同様の状況を再現しました。これを参考に物体認識のアルゴリズムをお伝えし、Deep InspectionのAIを支える技術・Deep Learning導入後の異常検知の判定精度がいかに向上するか、またコストダウンについても事例を踏まえてご紹介しています。

 主に製造業・医療業界をターゲットに考えていましたが、初日は様々な方が足を運んで下さり、我々も思いがけない出会いが多々ありました。 たくさんお話させていただいた中で、特に関心を持ってくださったのが、Google社が今年3月に発売したエッジ向けプロセッサ「Google Edge TPU」。例えば、手の平サイズで極めてシンプルな機能だけを備えたコンピューター「Raspberry Pi」にTPUを外付けするだけで、Deep Inspectionの導入が可能になります。どちらも低価格で電力の消費も一般的なPCレベルなので、「AIシステムを導入する=様々な面でハードルが高い」というイメージが、良い意味で崩れたのではないでしょうか。

 具体的なお困り事をご相談くださる企業様もあり、今後具体的に繋がっていけることを願っています。展示会は明日の17時まで。会場内「画像認識ゾーン」A-63のブースでお待ちしております!