RistのKaggleチーム創設に伴い、Kaggle Grandmaster 小野寺和樹氏がアドバイザーとして就任決定

当社でこれまで培ってきた画像処理、画像認識の機械学習の技術力向上を目指してきました。
今後はテーブルデータ解析分野でも実績を残すべく、コンペティション上位入賞者を対象に採用時の年収1,000万円〜1,200万円のKaggler枠採用を行ない、Kaggleチームを立ち上げます。

そして、Kaggleチームのアドバイザーとして、Kaggle Grandmasterの小野寺和樹氏が就任することが決定しました。

小野寺氏にはRistの実務的なアドバイザーとしてはもちろん、社内教育、勉強会への登壇なども予定しています。これによりRistのさらなる技術力アップや、関西でのAIコミュニティ発展にも貢献してくれることを願っています。

また、RistではKaggleチームが創設され次第、新規事業としてテーブルデータ解析分野の展開を行う予定です。

※Kaggleとは
企業や研究者がデータを投稿し、世界中の統計家やデータ分析家(またはチーム)がその最適モデルを競い合う、
予測モデリング及び分析手法関連プラットフォーム及びその運営会社である。Kaggle参加者は約12万人超となっており、TOPとなるKaggle Grandmasterは世界で171人と極少数である。(2019年12月17日時点)

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小野寺和樹氏プロフィール
大学卒業後、銀行系基幹システム開発に従事。その後、金融コンサルとして金融機関の審査モデル構築に携わりつつ、2015年にACM/KDD 主催のデータマイニングコンテスト KDD Cup 2015 にて準優勝。
そして2017年、KaggleのInstacart Market Basket Analysisにて準優勝。現在はDeNAにて、各種サービスの機械学習活用に向けた開発を行っている。Kaggle Grandmaster。Kaggle世界最高ランク37位。
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今後は、歩留まり分析や予知保全等のデータ分析分野でも技術力を高め、社会課題の解決に向けて取り組んで参ります。

■株式会社Ristについて

Ristは先端技術を取り入れることで社会や顧客の課題を解決し、価値提供を行います。
人工知能技術Deep Learningなどを用いて、製造業や医療、建設業を始めとした分野で画像を用いた検査システムである「Deep Inspection」の提供や、医療画像へのDeep Learning応用研究の他に、動画や音声、3D CADなどを用いた幅広い開発を手がけています。
AIを用いたシステムの社会実装を加速させるため、2018年12月に京セラコミュニケーションシステム株式会社の完全子会社となりました。

– 会社名:株式会社Rist
– 所在地:東京都目黒区目黒2-11-3
– 設立日:2016年8月1日
– 代表取締役社長:藤田 亮
– URL: https://www.rist.co.jp

※記載されているロゴ、システム名、製品名は各社及び商標権者の登録商標あるいは商標です。