京都市立西京高等学校附属中学校では、総合的な学習の時間の一環として、“20年後の京都のあり方を提案し、京都に生きる自身の姿を創造せよ”という Mission のもと、グループに分かれて研究を行っておられます。
また、研究テーマに関して生徒が立てた仮説や考察に対し、専門的な知見からアドバイスをもらうことを目的に、実際に様々な社会活動に取り組む企業への訪問活動を実地されています。
今回、「AIを使ってオーバーツーリズムを解決する」という内容の研究を行う生徒から当社への訪問依頼があり、受け入れを行いました。
Ristからは、代表取締役社長/長野、Rist Kaggle Teamマネージャー/小嵜、AIソリューション部マネージャー/勝の3名が応対し、オーバーツーリズムの解消を目的とした生徒のアイデアに対するアドバイスや、世の中で扱われているデータ活用ビジネスの事例などを紹介しました。データ分析の業務に従事する勝からは、生徒の研究テーマに対し、どのようなアプローチや考え方ができるかなど、課題の分析や解決に役立つ視点についてもお話ししました。
貴重な企業訪問の機会を最大限に活用してほしいという想いから、意見交換が終わった後には、応対したメンバーからこれまでの経験や大事にしていることについても話す場面がありました。
機械学習の第一人者として、数々のデータ分析コンペティションでも優秀成績を収めてきた小嵜からは、学生時代にどんな勉強をしていたか、どのように自身の興味を見つけていったのかについての話があり、最後には社長の長野から、将来に向けて意識してほしい学習の仕方についてお話ししました。
生徒からは「自分たちが質問したこと以外にも、別の角度からさまざまな情報提供をいただけてありがたかった」などの感想がありました。
Ristは今後も、AI技術で社会課題の解決を目指す企業として、将来の担い手となる子供や学生など幅広い世代との関わりも大切にしながら、様々な取り組みを行ってまいります。