R-plus+ #10 

東 紗代 2019年10月 入社
近畿大学 卒業

今回のR-Plus+は、管理部門として人事・採用・労務など幅広い業務でご活躍されている東さんです。バックオフィスならではのお仕事内容について、深掘りしてお聞きしていきたいと思います!

Rist入社前も採用関連のお仕事をされていたという東さんですが、Ristへの入社のきっかけを教えてください。

東:採用関連サイトでRistの情報を見て直感的に面白そうな会社だと思い、詳しく話を聞いてみたいと思ったことがきっかけです。
前職で新卒・中途採用関連の仕事に従事したり、派遣会社で働いていたこともあり、何か人に関わる仕事をしたいと考えていたので、Ristが募集していた採用広報の職種に目が止まりました。

AIについて興味があったのですか?

東:いえ、AIについての専門知識は持っていませんでした。(笑)
ただ、当時のRistは設立4年目で、まさに成長中の過渡期であった点や、毎日同じ仕事をするルーティン業務ではない仕事ができそうだと思いました。
ベンチャーという不安がなかったわけではないですが、AI業界はこれから伸びそう・何だかかっこよさそう、という勢い的な部分も当時を振り返れば多少あったと思います。

カジュアル面談をしてくださることになり、当時Ristがオフィスを構えていた京都の三条にあるビルへ行ったのですが……なぜか入り口のシャッターが閉まっていてビルに入れなかったんです。

それは焦りますね。面談の時間が間違っていた、などの理由ですか?

東:いえ、約束通りの時間に行きました。なので閉まっている理由がわからず焦りました。
ベンチャー企業なので、もしや会社がなくなってしまったのでは?という考えも一瞬よぎりましたが、どうやらその時間はビルの施錠時間を過ぎていてシャッターが降りてしまっていたようです。
結果的に社長の藤田さんが入り口まで迎えに来てくださり、少し開けてもらったシャッターの隙間からビルの中に入りました。(笑)

早速、面白いエピソードですね。
面談ではどのようなお話をされて、入社を決められたのですか?

東:当時は会社のホームページも今ほど情報量が多くなかったので、Ristがどんな会社で、どんな事業をしているのかについて一連の説明を受けました。
話を聞いているうちに、まさにこれから成長していく過程にあって、雰囲気も良い会社だな、と感じたことを覚えています。
また、フレックスタイム制が導入されていることなど、働きやすい環境が整っている点にも魅力を感じました。

フレックスタイム制のほかに、Ristではリモートワークの導入や充実した有給休暇日数(※1)など、社員が働きやすい環境づくりに力を入れていますが、当時からそうした制度は整っていたのですね。

その後は、何度か面談をされたのですか?

東:いえ、面談はその1回だけです。面談の後に雇用条件を受け取り、結果的に採用広報担当としてRistに入社しました。現在は書類選考・一次面接・最終面接を経て採用に繋がる流れとなっていますが、当時は人材をどんどん増やしている時期で、そのスピード感もベンチャー企業ならではだったと思います。

何もかもルール化せず、社員の働きやすさを第一に考える

東さんが入社された2019年は、ちょうど社員の数がどんどん増えている時期でしたね。
その時と現在のRistで変化や違いはありますか?

東:見える違いとしては、働く場所や環境の変化です。私が入社して間もなく、今の本社がある河原町五条のビルに移転することになりましたが、面談を受けた時のオフィスはビルのフロアの一部を借りている状態でした。まだ社員も少なかったのでスペースも小さく、オフィス内の至るところに荷物が山積みにされていて、品数が多い雑貨屋さんみたいでした。

東さんが面談を受けた当時のオフィス(左)と今のオフィス(右)。
機材や荷物で埋め尽くされていた当時のオフィスにも愛着と懐かしさを感じます。

お話を聞いているだけでも、設立4年目のスタートアップ企業感がありますね。

東:そうですね、懐かしいです。今はオフィスの中に休憩コーナーや本棚があり、もちろん倉庫もあるので荷物を山積みにしておく必要はなくなりました。(笑)

他にも変化を感じる点はありますか?

東:オフィス以外で変わった点は、良い意味で会社らしくなってきたと思います。

会社らしくなってきた……具体的にはどのようなところですか?

東:以前と比べて、会社にとって必要なルールが整ってきたと思います。
私が入社した時、就業規則や賃金規定など基本の制度は整っていましたが、それ以外はほぼまっさらな状態でした。
会社が成長し、事業規模や社員数が拡大するにつれて、社員が働きやすくなるようにいろんな制度を整えていきました。今では資格取得支援制度やスキルアップ支援制度(※2)など、社員のモチベーションや技術の向上に繋げるための制度も整っています。

※1、2 Ristの福利厚生制度について(一覧はこちらのページでご紹介しています。)
・フレックスタイム制度:11:00〜16:00のコアタイムは必ず勤務することを条件として、勤務する日の業務開始時刻と業務終了時刻を社員が自らの裁量で決定できる制度。
・有給休暇:入社初日に付与され、入社後すぐに利用することも可能です。年度途中で入社の場合、入社月から所定の日数、以降4月1日に一律20日の有給が付与されます。
※正社員かつ、全所定労働日数の8割以上出勤が条件
・資格取得支援制度:社員が職種ごとに定められた会社指定の資格に合格した場合、受験料を会社が負担するとともに、社員に対して資格手当を支給する制度。
・スキルアップ支援制度:社員が会社運営や担当業務に役立つ知識・技能を身に着けることを目的として受講する研修・セミナー等の費用を会社が負担する制度。

東さんは採用広報担当としてご入社されましたが、会社の制度構築にも携わってこられたんですね。

東:はい。会社に必要なことを考えながら社内制度や人事評価制度の見直しにも携わるうちに、自然と人事・労務関連の業務も担当するようになっていました。

制度の構築などに携わる上で、工夫されていることはありますか?

東:制度やルールができたらそれを周知することも大切なので、必要な情報を社内wikiにわかりやすく記載するようにしています。

たしかに、今は何かを申請したり物品を発注したい時など、基本的なルールを知りたい時は社内wikiを見るとすぐわかるようになっていて便利ですよね。

東:ルールを作っておくと新しく入社された方の道標にもなります。
ただ、何でもかんでもルール化してしまうと理解が追いつかなかったり、それを守るために働きづらさを感じることは良くないと思っているので、ルール化が必須ではないものは社内wikiの「よくある質問コーナー」にまとめて、困った時だけそこを見ると内容がわかるようにしています。

現在は採用・人事・労務と、幅広く管理部門の業務を担当されている東さんですが、仕事をする中で特に楽しいことは何ですか?

東:毎日同じ作業ではなく、マルチタスクで業務ができるところです。同じことを繰り返していると飽きてしまうタイプなので。
また、気づいた時にオフィスのお菓子を補充したり、稟議や社内申請などの事務作業でつまずいたり忘れている人がいれば個別にフォローしておせっかいをやいていますが、そうした時に感謝されると嬉しいです。

オフィス内のお菓子コーナーはいつもレパートリーが豊富で、総務の方や東さんが欲しいものを先読みして揃えてくださっていてありがたいです。
今年7月に新しく東京オフィスができましたが、開設初日にはお菓子や飲み物が一式揃っていて、さすが東さんだなと思いました。

東:東京オフィスは京都本社に比べるとスペースが小さいのですが、「京都本社にあって東京オフィスにないもの」をできる限り減らすことを心がけました。事務用品や経費精算に必要な備品を一から揃えて、東京オフィスで働く社員が快適に過ごせるように工夫を凝らしました。

常に社員の働きやすさを考えて動いてくださっている東さんですが、
社員のみんなから質問や相談を受けることも多いですか?

東:そうですね。細かい質問やちょっとした相談事項は日々あるので、管理部門の業務を行いながら並行してみんなからの質問に一つ一つ答えています。

どういった相談や質問が多いですか?

東:就業に関する質問や社内ルールについて確認する質問が多いですね。Ristは働き方の自由度が高いので、その分、どういったことが可能なのかを確認する人が多い気がします。
社内でのやり取りは主にslackというチャットツールを利用していますが、社内調査によると、どうやら私のslack投稿数は社員の中でダントツ1位らしいです。(笑)

部署によっては、案件ごとに連絡をとり、やり取りするメンバーも限定されますが、東さんの場合は常に社内全員からのいろんな質問に対応されていますもんね。違和感のない結果です。(笑)

東:質問に答える以外にも、社員とのやり取りはいろいろあります。
なんとなく切羽詰まってそうな人がいると個人的に心配になり、様子を伺うメッセージを送ることもあります。
あとは、労務管理を担当しているので、勤怠申請で間違っている部分があれば個別に修正依頼をかけたり、期日のリマインドを行ったりします。人によっては期日までに申請作業を終わらせることが苦手な人もいますが、そうした人が完璧に申請作業を完了させていたりすると「今月はよく頑張った!えらい!」と褒めたくなります。(笑)

普通なら注意したくなるところですが(笑)、むしろ温かい目で見守っていただいているのですね。

東:ここまでくると、もはや母親のような気持ちです。

管理する立場としてみんなのお尻を叩きつつ、そこには社員一人一人のことを考える優しさが詰まっている。本当にお母さんのような存在ですね。

東さんが思う、Ristの好きなところはどんなところですか?

東:Ristはまだ大きな企業ではありませんが、その分、自分がいることによって変えられる部分も大きいと感じています。自分が動いた分だけ会社が変わるという実感が持てます。

あとは、Ristには素直でいい人が多いです。好き嫌いで動く人はいないですし、お互いの意見の主張による対立はあっても「嫌いだから」という対立ではなく、それを後々引きずる人もいないと思います。社内に派閥もなく、みんなフラットに接している雰囲気があって、全体的に仲の良い雰囲気がありますね。

プライベートでもRistのメンバーと交流はありますか?

東:はい、時々食事に行くこともあります。なので飲み会を素早くセッティングすることは得意です!そして食べることも大好きです。
特に好きな食べ物は、寿司、肉、スペイン料理、牡蠣。

他に好きなことや趣味はありますか?

東:そうですね……。少し前までは、しょっちゅう韓国へ行っていました。
東京で遊ぶよりも物価や食べ物が安いので、よく遊びに行っていました。友達も白黒はっきりしていてわかりやすいですし、仲が良い人にはすごく親切にしてくれる人間性も好きです。
ほかにもいろんな国に行きましたが、残念ながら韓国との距離感に慣れてしまうと飛行機に乗れる時間が1時間半で限界になってしまって、沖縄へ行った時ですら「まだ着かないのか」と思ってしまいました。(笑)

現地で食べた韓国料理

韓国ではどんな場所へ行かれましたか?

東:観光地と呼ばれるような場所へはほとんど行かず、現地の友達や知り合いと会って美味しいものを食べたり、美容系の予約を入れたりして、街中を中心にずっと遊んでいました。
合計の睡眠時間は移動時間を含む2泊3日で6時間くらいしかなかったです。
最近は、さすがに1日あたり4時間くらいは寝るようにしています。

普段お仕事をされている時の東さんは、スピーディーに何事もテキパキとこなされているように見えますが、プライベートでも時間を余すことなく行動されているという一面を知ることができました。
ただ、睡眠4時間はまだ少ないように思います……。

東:睡眠時間は、平日・休日関係なく5時半から6時くらいにノーアラームで起きられるんです。すぐに動き始めますし、休日は外出していることが多いです。
ぼーっとしているのが苦手なので、家でもテキパキしています。隙間がきっちり埋まるようなスケジュールを組めると嬉しくなります。

東さんの持ち前の行動力が、仕事においても活かされているんですね。

東:たしかに、ある意味活かされているかもしれないですね。
実際、自分から行動したり働きかけることは、業務において重要なことだと思います。

「業務において重要なこと」という話が出ましたが、東さんが考える、Ristに必要だと思う人材はどんな人ですか?

東:エンジニアやPM(プロジェクトマネージャー)はスペシャリストが必要だと思います。一方、バックオフィスの部門の場合は、一人で何役もこなせる人の方が重宝されると思います。あとは、待ちの姿勢ではなくRistに今何が必要かを考えて、それに対して動ける人・仕事のタネを自分で見つけて行動できる人です。Ristは自分の意見を言いやすい環境だと思うので、その分、意見を言えない人は向いていないかなと思います。

「会社をよくすること」は目標であり、ゴールではない

仕事をしていて、大変なことは何ですか?

東:管理部門の仕事には、終わりがないところですかね。会社のルールや社員の労務環境を整備する立場にあるので、「今は会社に何が足りてないか」を常に考え続ける必要があります。
管理部門の最終目標は「会社をよくすること」だと考えていますが、それはあくまで目標であって、ゴールではない。その時その時で、会社の課題や改善すべきことは変わるので。

今後、達成したいことはありますか?

東:長期的な視点でいくと、常に「自分が少しでも余裕を持てる状況になるためには何をすれば良いか」という考え方で仕事をしています。今より余裕ができれば、今後の会社の仕組みやルールについて検討する時間にしたいなと。
極端な言い方ですが、自分が完全に暇な状態になった時は会社に必要なことが全て整った時だと思うので、今の会社に何が必要かを常に考えながら、一つ一つの業務に取り組んでいきたいです。

その中で直近の業務としては、人事評価制度の改定に取り組む予定です。AI業界における人事制度や待遇は変化してきているので、その情報を元に必要な部分の見直しを行いたいと考えています。
人事評価制度の見直しには非常に労力がかかりますが、頑張った分が評価される仕組みをより良いかたちにして、社員のモチベーション向上に繋げられたら良いなと思います。

今回は、バックオフィスの立場からRistの成長を支えてきた東さんにお話を伺いました。
常に会社の変化や社員の働きやすさを考えながら、試行錯誤されてきた姿勢が素晴らしいと感じました。
これからも東さんの多岐にわたるご活躍が楽しみです。

東さんはアクティブな趣味以外にも「ホラー系・都市伝説系・事件系のYoutubeを見て、ゆったりとした語り口調を聞きながら寝落ちすること」が好きとのこと。
逆に怖くて眠れなさそうですが、気になる方はぜひ試してみては。